「スポーツモデルのコンテスト選手ってカッコいいなぁ…」
「自分もあのステージに立ってみたい…」
この記事を見ていただいてるということは 現在、スポーツモデルに憧れを抱き、あの煌びやかなステージへの一歩を踏み出そうとしているのではないでしょうか? 身近にスポーツモデルの選手がいらっしゃる方は問題ないと思いますが、そうでない方はネットであまり情報もないため、「スポーツモデルのコンテストに出てみたいけど、自分なんかが出れるのかな…」と漠然と不安を抱えているのではないでしょうか?
そこで!今回は、スポーツモデルコンテスト入門として、競技内容から出場方法や準備までスポーツモデル歴6年の筆者が徹底的に解説していきます。最後まで読んで頂き、あなたも今日からスポーツモデルの世界への一歩を踏み出しましょう!
【筆者プロフィール詳細】
コンテスト出場歴6年 現役スポーツモデル
◆受賞歴
Summer Style Award 2017 3位入賞
Summer Style Award 2019 2位入賞
Summer Style Award 2022 3位入賞
など
*目次
目次
1.スポーツモデルコンテストってどんな競技?
2.スポーツモデルコンテストに出場するには?
3.スポーツモデルコンテスト出場に向けた準備!
4.まとめ
*本文
1.スポーツモデルコンテストってどんな競技?
日本で初めてスポーツモデルコンテストが開催されたのは2015年、SSA(サマースタイルアワード)の会長である金子賢さんが韓国で開催されていたスポーツモデル競技を日本で開催したのが始まりだと言われています。
スポーツモデルとは、根底にあるのはボディビルディングであり、一言で言うと「造形美」
肩幅は限りなく広く、腰・ウエストラインは限りなく細く、脚は太く、長く。
筋肉の各パーツ毎の分離度が重要であり、それが鮮明に分かるように究極に絞れている必要がある。また、スポーツモデルで特徴的なのがポージングであり、フィジーク競技では骨格が良い方が有利だと言われますが、スポーツモデルはポージング・減量の努力で才能の差を埋めることができると言われています。
コンテストでは基本的に身長別にクラス分けされたグループ毎に審査が行われます。ステージ上で日々のトレーニングで鍛えた筋肉をポージングで表現し、審査員が各団体の審査基準に基づいて審査を行い順位が付けられます。
2.スポーツモデルコンテストに出場するには?
この項目では、スポーツモデルコンテストの種類とエントリー方法をご説明致します。
現在、日本で開催されているスポーツモデルコンテストは5つあります。
- SSA(Summer Style Award)
- NABBA JAPAN
- J-CLASSIC
- APF(Asia Physique Federation)
- 筋肉祭
それでは、それぞれのコンテストの特徴とエントリー方法のご説明をいたします。
- SSA(Summer Style Award)
その夏が一番似合う男性・女性を決めることをコンセプトにした金子賢さん主催の大会。
2015年に日本で最初にスポーツモデルカテゴリのコンテストとして発足した。
筆者はこちらのコンテストに主に出場しております。
- NABBA JAPAN
世界最高峰のボディビル団体NABBA&WFFの日本団体として2019年に発足。
本場韓国のスポーツモデルコンテストNABBA WFF Koreaの日本版コンテストである。
- J-CLASSIC
こちらも本場韓国で開催されている国際ボディビル・フィットネス大会であるK-CLASSICの日本版コンテストである。2022年に初めて大会が開催されたため、歴史は浅い。
プロライセンスを取りたいなら今年は狙い目かも。
- APF(Asia Physique Federation)
2021年に旧NPCJが改称して発足したコンテスト団体である。フィジークカテゴリがメインカテゴリであるが、スポーツモデルも開催されている。NABBA JAPANと提携関係にあり、審査基準等はこちらと同様となっている。
- 筋肉祭
Summer Style Award × J-CLASSIC × SBCの3団体によるコラボコンテスト。
その名の通りフィットネス界のお祭り的イベントで各団体の主要選手が出場するため、必然的にハイレベルのコンテストとなっている。他と比べて賞金が高いことも特徴の一つ。
5つもあると、自分はどのコンテストに出たらいいんだろうと思いますよね?
結論は、自分が好きな団体のコンテストに出場しましょう!
大会の雰囲気が好き、出ている選手のカラダがカッコいいなど好みの大会を見つけてください。
出場するためのエントリー方法は各団体の公式サイトに案内がありますので、そちらを参照してエントリーしましょう。プロ戦ではない限りどなたでも参加可能です。
基本的にエントリー方法は、WEB上からエントリーフォームに入力して、1〜2万円くらいのエントリー費用を支払うことで完了となります。
3.スポーツモデルコンテスト出場に向けた準備!
大会にエントリーできたら、後は本番に向けた準備が必要です。
筆者の経験上、本番までに必ず行うべき準備は4つあります。
- 減量
- ポージング練習
- タンニング(日焼け)
- コンテスト用コスチュームの購入
それでは準備の詳細をご説明致します。
- 減量
本番に向けて体脂肪を落としてカラダを仕上げていく作業になります。
団体の審査基準にもよりますが、目安としてスポーツモデルは体脂肪率5%以下である必要があります。NABBAのように究極の絞りを求める団体だと3%以下でないと勝負にならない場合も。エントリー後に開始しても本番に間に合わない場合が多いので、スケジュールから逆算して余裕を持って取り組みましょう!
- ポージング練習
本番のステージ上で仕上がったカラダを表現するためのポージング。
これも団体毎に規定ポーズが異なるため、事前練習は必須です。練習でできないことは本番でも当然できません。今は各団体毎に公認ポージング講師がいるため、その方に依頼するのがベストでしょう。ただし、なかなか高額なため、お金が無い方は動画などを真似してみるのも良いかと思います。減量に必死でポージング練習はおろそかになりがちです。減量前からコツコツ練習するのが上達の秘訣です!
- タンニング(日焼け)
ステージ上ではまぶしいくらい照明が当たるため、カラダが黒い方が筋肉のカットがはっきりしてシルエットの見栄えが良くなります。そのため、タンニングもできれば行った方が良いでしょう。大会前日や当日のカラーリングもありますが、これも下地があるか無いかで仕上がりが大分違いますので、個人的にはタンニングも必須だと考えています。
- コンテスト用コスチュームの購入
ステージ上で着用する三角ビキニもポージング練習する際に着用して実施したいです。
色々なメーカーから購入できますが購入方法が難しいため、こちらは別途記事にしたいと思っています。一つだけアドバイスするとすれば、白は膨張色であるため、最初は黒系のパンツを選んだ方が無難だと思います。規定が無ければ、デザインは好きなものを選びましょう!
*まとめ
4.まとめ
*日本で開催されているスポーツモデルコンテストは5つ
SSA(Summer Style Award)
NABBA JAPAN
J-CLASSIC
APF(Asia Physique Federation)
筋肉祭
*本番までに必ず行うべき準備は4つ
減量
ポージング練習
タンニング(日焼け)
コンテスト用コスチュームの購入
・スポーツモデルは「造形美」をポージングを使って表現するコンテスト競技
・コンテストは各コンテスト団体へ申し込みすれば誰でも出場することができる
・減量やポージング練習など出場に向けた準備は必要不可欠(コツコツが勝つコツ)
今回は、スポーツモデルコンテストについてまとめてみました。
この記事を読んでくれた方は、コンテストに出てみたいけど自分なんかが出て大丈夫かなと思われている方もいらっしゃるかと思います。大丈夫です、ステージ上で輝いている選手たちもみんな初めはあなたと同じでした。誰しもが最初は不安な気持ちを持ってキャリアをスタートしています。キャリアを積んで行くことで段々と理想のスポーツモデル像に近づいていくので心配は要りません。まずはエントリーして大会に出場することを決めちゃいましょう!
この記事を読んでくれたあなたがスポーツモデルコンテストへの一歩を踏み出せることを祈っています!
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